Q |
どうして、殿方は皆、このような遊郭に惹かれるのでしょうか? |
A |
この町は夢の国みたいなものだから |
Q |
…どうして、うちのような年増の遊女を指名するんどすか? |
A |
もっと自信を持ったらどうだ? |
Q |
桐生はん、どうしたら殿方が喜ぶか、教えてくれませんか? |
A |
聞き上手になること |
Q |
元人妻だからからかわれる |
A |
そんなことは気にするな |
Q |
桐生はん… おいくつなんどすか? |
A |
こう見えても六十歳 |
Q |
天狗のお面をもらった |
A |
締め付け具合を鍛えるもの |
Q |
お酒が嫌いなんどす…。 |
A |
別に無理に飲まなくていい |
Q |
…やはり、男の人は、浮気するもんなんどすか? |
A |
随分気の早い話だ |
Q |
故郷のことを思い出す |
A |
昔ばかりを振り返るな |
Q |
でも、何の振りをつけたらいいのか、分からなくて…。 |
A |
喜んでいる振り |
Q |
お客様のツケって、どうやって回収したらええんどすか? |
A |
それは完全に騙されてる |
Q |
何だか、生きている心地がしなくて…。 |
A |
それが遊女の宿命 |
Q |
前の夫が迎えに来てくれると、心のどこかで思ってるんどす…。 |
A |
そんな薄情な男のことは忘れろ |
Q |
桐生はんは、どんな祭りが好きなんどすか? |
A |
祇園祭り |
Q |
だから、お父様の言うとおりに、結婚したんどすが…。 |
A |
馬鹿げた話だ |
Q |
遊女の元へ行った夫のために… まさか、自分が遊女になるなんて…。 |
A |
皮肉なものだ |
Q |
そうしたら、いきなり二度と来るか、と怒ってしまって…。 |
A |
それは帰れと言う意味だから |
Q |
桐生はんの好みの人は、どんな人なんどすか? |
A |
謙虚な女 |
Q |
礼儀作法を〜 |
A |
道理で品があると思った |
Q |
うちは川柳が好きなんどす…。 |
A |
その句はもう忘れた方がいい |